硬式空手道推進の皆様へ
2017年4月1日
硬式空手道推進の皆様へ
平素は硬式空手道の普及、発展にご協力賜り感謝申し上げます。
昨年8月、空手道が2020年オリンピック種目に決まり、空手道界も新たな局面を迎えました。IOCの認定を受けている世界空手連盟(WKF)のルールが決定したことは皆様ご周知の通りでございます。一方で硬式空手道、フルコンタクト空手等、競技方法の違いで、参加できない団体、流派が数多く存在しているという現状があります
防具をつけたコンタクト空手も、それぞれ競技方法の違いから、統一化できず、国内では日本体育協会や世界ではIOC、スポーツアコード等国際機関に所属出来ない状況です。
当連盟としましては、40か国3大陸というスポーツアコード加盟申請への基準を見据え、長年にわたる海外普及活動から、硬式空手道(コンタクト)国際組織としてワールドゲームズに参加していく方針を固めました。
今後は関係各位の協力を得ながら、日本発の「安全で明確な判定の硬式空手道競技法」を広く統一して、メジャー化したいと考えています。
硬式空手道の2大コンセプト
「スーパーセーフ安全防具着用による空手道組手試合の安全確保」
「コンタクトによる明確な判定基準」
その推進のため、以下の活動を推進してまいります。
- 指導員研修会の開催
硬式空手道の正しい稽古指導法とコーチング
- 審判講習会の実施
形、組手ルールの協議、使用防具、拳サポーター、足サポーター、空手着
判定基準
- 大会、協議会の連携
- 選手強化
海外の大会の派遣や、全日本チームの編成、強化、合同稽古、合宿の開催
また、このたび、硬式空手道愛好家のための、ポータルサイトを立ち上げました。
会員の登録を、個人単位でも可能とし、4月より、指導員、保護者、審判員、選手個人一人一人がの壁を越えて、大きな目標である硬式空手道の世界的な市民権獲得のために、何卒皆様のご協力をお願い申し上げます。
NPO法人世界硬式空手道連盟
理事長 代行 久高正光