世界硬式空手道連盟 会長 久高 正之(範士十段)
日本の伝統武道である空手道は、現在世界中で約5,000万人、日本国内においても500万人を超える人口がいるといわれ、心身鍛錬に最適なスポーツとして世界中に普及、発展しております。
安全防具(スーパーセーフ)を使用し、実際に技を当て、極めることのできる硬式空手道が誕生し、世界硬式空手道連盟が発足してから41年が達ち、国内外でもその安全性と合理的な競技方法で流派、会派の垣根を越えて広く受け入れられ、普及して参りました。
本年より特定非営利活動法人 世界硬式空手道連盟として、新たなスタートを切り組織の再編、充実、拡大を図り、世界の武道教育の発展と青少年の健康と安全のために、全力を尽くして参る次第です。
今後とも、皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
合掌
世界硬式空手道連盟 理事長 久高 正光(範士八段)
2020年東京オリンピック追加種目候補の空手。言わずと知れた日本がお家元の武道であります。
先の東日本大震災などでも世界に称賛される日本人の道徳心。また、おもてなしの文化。
それらは我々日本人が子供のころから教えを受けた、当たり前のことかもしれません。しかし、世界から見ればその道徳心は何故培われたのか?不思議に思う人々も多くいます。
精神鍛錬と相手を敬い、心技体を鍛錬する武道。その中でも空手は武器を使用せず自らの身体を鍛錬し競うものです。それゆえに、空手の有段者は人格も含めて世界でも尊敬されています。
私達は、この空手道を世界の道徳教育にも取り入れて、現代の不安定な情勢も皆が同じ価値観や道徳心で
平和をもたらす礎にしたいと考えています。
相手を倒すだけではなく、また単に強いだけではない空手道。
安全性を最優先に考え、防具を使用し怪我防止に配慮した硬式空手。その歴史もご紹介しながら空手道の魅力を伝えて参ります。