世界硬式空手道連盟が認定する「認定段位」、「公認国際指導員資格」、「級」がございます。
認定段位
目的
公認国際 指導員資格
各国・各地において硬式空手道の指導を実施している道場・学校・クラブ等での資質の向上を図り、指導者に必要な知識・技術を養成し、硬式空手道の正しい理解を深め、普及・発展を目的とする。
尚、各国・各地に於ける硬式空手道の指導者としての公認国際資格を得るため、武道、スポーツ指導者としての知識・技術指導の向上を計るための講習会を開催し、その公認資格取得のための審議を得て合格者に認定証を発行する。
概要・基準
公認国際段位、称号、審判資格、指導者資格等の資格に関する審議規則について
認定希望者は、連盟(WKKF)規定に基づき、資格審査を受験する。資格に関する審議要綱に基づいて認定料を支払いの上、下記を提出することで受験が出来る。
- 公認国際段位、称号、審判、指導者資格等の申請書
- 論文
国際資格認定の審議会に於いて実技試験と筆記試験、又は論文を提出した上で審議する。
講習会、審査会への出席について
連盟(WKKF)が定期的に開催する講習会、審査会に出席して、実技試験、筆記試験、又は論文により資格審議を受験すること。
審議について
特に「公認段位、称号、審判資格、指導者資格」等の認定希望者の審議に当たっては、「受験者の精神、礼儀作法、硬式空手道の理解、技術体得の程度、国際試合、国内試合、審査試合、演武会等の成績、出場経験、日常の修練の姿勢と態度」、さらに「硬式空手道への貢献、支援、功績」等を考慮の上、総合的に判断する。
審査会について
審査会は総本部にて年2回 開催する。
世界大会、国際大会、並びに各国の国内大会等が開催される際の、国際硬式空手道のセミナーに必ず参加・受講すること。認定希望者は認定料を支払いの上、申請書と論文を事前に提出しておくことで審議を受けることが出来る。
資格認定の推薦状について
各国の代表者並びに資格審議委員会が、年数回、下記を連盟(WKKF)に提出報告する。
- 硬式空手道のセミナーと、実技試験の決果報告書
- 資格認定の推薦状
合格者は資格認定の登録料を1カ月以内に納めること。
取得条件
昇段し得る最小年は次の基準による。但し、特別、抜群制度により昇段する者はこの限りではない。
初段 勇士 | 12歳 | |
---|---|---|
弐段 行士 | 14歳 | 初段取得後2年以上経過した者 |
参段 修士 | 16歳 | 弐段取得後3年以上経過した者 |
四段 拳士 | 19歳 | 参段取得後4年以上経過した者 |
五段 拳豪 | 23歳 | 四段取得後5年以上経過した者 |
六段 錬士 | 28歳 | 五段取得後6年以上経過した者 |
七段 教士 | 34歳 | 六段取得後7年以上経過した者 |
八段 範士 | 41歳 | 七段取得後8年以上経過した者 |
審議内容(初段~五段)
初段から五段までの候補者の審議に当たっては、下記の内容で審議する。
論文
履歴書添付
論文課題PDF
実技演武
1. 基本 | イ. 基本技術 | |
---|---|---|
ロ. 基礎動作 | ||
2. 形 | 基本形 | |
鍛錬形 | ||
武器形 | イ. 棒 | |
ロ. 木刀 | ||
3. 組手 | 基本組手 | イ. 相対打ち込み、攻撃、反撃、連続 |
ロ. 五極の組手 手技、足技 | ||
鍛錬組手 | イ. 約束組手 | |
ロ. 組手形、天地人組手 、手技、足技 | ||
自由組手 | イ. 手技のみ、足技のみ 手足技共 | |
ロ. 攻撃のみ、反撃のみ 攻撃反撃共 | ||
4. 分解組手 | 基本形 | |
鍛錬形 | ||
5. 試合成績 | 国際大会 | 試合、演武、経験、成績 |
国内大会 | 試合、演武、経験、成績 | |
審査試合 | 試合、演武、経験、成績 |
公認国際指導員資格
準指導員 |
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---|---|
指導員 |
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師範 |
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修士 |
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博士 |
|
級
茶 | 1~2級 |
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緑 | 3~4級 |
橙 | 5~6級 |
黄 | 7~8級 |
白 | 9~10級 |