琉球空手教育文化交流体験プログラム
6日間の琉球空手教育文化交流体験プログラム概要
1日目は空港への送迎、首里城を見学しながら日本と沖縄、中国との関係性、琉球王国の歴史等を紹介します。
2日目は空手の体験を通して地元の皆様と国際交流をするうえで欠かせない日本の挨拶や簡単な日常会話、マナーを学びます。午後は飲める水が湧いている泉や、美しいコバルトブルーの海を散策し、自然環境の大切さ、感謝、尊敬の念を指導し、SDGS等持続可能な開発目標を意識させます。
3日目は空手の組手を通して、パートナーと相対して空手の技を学ぶことで間合い、角度、タイミング、呼吸等を体で学び、人種、宗教、国境を越えたコミュニケーションを身に付けます。午後は体験乗馬(ホースヒーリング)や自然農体験を通して、動物やほかの生き物の有難さを考え、農業や国境を越えて料理を紹介したり、一緒に作ることで食の有難さ、医食同源など健康維持に対する気付きを促します。(食育)
4日目は久高島に奉納演武へ訪れ、神の島で祈りの大切さ、平和の有難さ御嶽回りや奉納演武を通して、日本の神道の考えや子孫繁栄、離島の状況を肌で感じていただきます。午後も島内を散策し、日常の生活から離れ自分自身と見つめ合えるようゆっくりとした時間を過ごしていただきます。
5日目は形の稽古を通じて、自己研鑽、日常の運動不足解消などの方法を学び、また先人から受け継いできたことを再認識していきます。午後は自国で待っている家族や友人、先生のために旅行のお土産を買いに、南城市物産館、または国際通りなど散策します。また空手、座禅や書道を通して精神と肉体のバランスを整え日本文化を体験してもらい、また自己の生活を整えるためのアドバイスにして欲しいです。
6日目は投げ技や、関節技、武器の特徴を学ぶことで空手の歴史の理解をより深め、また護身術としても防犯の一助として習得していただきたいです。
研修参加の認定証を授与して、研修を終了します。
このような6日間の空手文化交流体験研修を通して、琉球空手が王家の嗜みであったように、未来を背負う青少年またご両親、家族などより多くの国からグループで参加していただき、困難な世界でも「生き延びる術」を学んでいただきたいと思います。
体験プログラムへの参加申し込み、お問い合わせはwkkf@koshiki.org までメールをお送り下さい。
琉球空手文化交流体験指導
久高正之空観範士
久高正光範士
行方斉範士
オラフ・ロッテ範士
マイケル・コールマン師範
ニック・キング師範
アンドリュー・ライリー師範
ジェフリー・ヘンダーソン師範
ドナルド・ヨーク師範
サンドラ・レオ二師範